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<title>Seu sorriso lindo</title>
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  <center>
  <table border="5" width="300" bordercolor="#99CCFF" cellspacing="1" bordercolorlight="#99CCFF" bordercolordark="#6699FF" bgcolor="#FFFFFF">
    <tr>
        <th><i><font color="#6699FF">Seu sorriso lindo</font></i></th> 
    </tr> 
  </table> 
  </center> 
</div> 
<p align="center">　</p>
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  <table border="5" width="540" bgcolor="#FFFFFF" bordercolorlight="#99CCFF" cellpadding="46" bordercolordark="#6699FF" bordercolor="#99CCFF" cellspacing="1">
    <tr>
      <td width="100%">
        <p>
        <BR>ラス・マクドールが解放軍に入ったことが、フリックは面白くなかった。
		<BR><BR>当然といえば当然だ、ラスは自分たちが敵とみなしている帝国の将軍の息子。必要な情報だけ知られ、彼らに売り渡さないとも限らない。
		<BR><BR>おまけにあの態度。
		<BR><BR>こちらの皮肉をさらりとかわし、尚且つ角が立たないように収めてしまう。
		<BR>ハンフリーは何も言わない。が、それが余計に自分の青臭さをなじられている様で、フリックはますますラスに突っかかる。
		<BR>いや、一度だけハンフリーが言ったことがある。ぼそりと、
		<BR><BR>「悪循環だな」
		<BR><BR>呟くハンフリーにフリックは、うるせぇ、ほっとけ。という言葉とともに足蹴りをプレゼントした。
		<BR>お前はあの子供より子供だ、そう笑われている気がした。
		<BR><BR>何よりフリックの苛立ちを煽っているのが、解放軍リーダーであり、恋人の。オデッサだった。
		<BR>オデッサは開放活動のための会議を終わらせた後、いつものようにラスを呼び止めた。
		<BR>フリックは気になったが、ここでぐずぐずしていても仕方ない。後でサンチェスにでも探りを入れておこうと考え、その場を後にした。
		<BR><BR><BR><BR>オデッサはじっと見つめるフリックの視線に気付かないのか、こちらにやってきた。
		<BR>視線をオデッサからフリックに移すと、案の定睨まれる。
		<BR>彼には悪いが、あの程度のやっかみなら何の害にもならないし、可愛いものだ。
		<BR>そんな風に考えてしまうことが、ますます彼に嫌われる理由なのだろうが。ここでフリックに微笑み返したら楽しいだろうか。などと意地の悪いことを考えていると、オデッサが話し掛けてくる。
		<BR><BR>「ねぇ、ラス」
		<BR>「如何かしましたか？　オデッサさん」
		<BR><BR>にこにこと笑うオデッサに何かあるなと感じつつも、ラスもまたにっこり笑って、返事をする。
		<BR><BR>「それよ！　それ、どうにかならないかしら？」
		<BR><BR>そう言いオデッサは腰に手を当て、ぐぐいと顔を近づけてくる。
		<BR>オデッサの整った顔が近づいてきて、ラスは息苦しさを感じた。どうにか笑みを保ったまま、言葉をつなぐことに成功した。
		<BR><BR>「……それって、何でしょうか？」
		<BR><BR>「オデッサって呼んでって言ったじゃない。どうして呼んでくれないのよ？」
		<BR>そういって一息入れたオデッサは、少し頬を膨らませている気がする、可愛い。
		<BR><BR>「女性を……それも、年上の方を呼び捨てにする何て出来ませんよ。父にもきつく言われてましたし、そうですね、癖のようなものです」
		<BR><BR>「う・そ・よ」オデッサは言葉を区切りる。区切った言葉ごとにぐんぐんぐんと近づいてきた彼女は、鼻先にビシッと指を当てると。
		<BR>「クレオには普通にしゃべっているじゃない、それにクレオって呼び捨てにしているわ！　それに年上年上って、クレオだって年上じゃないの」
		<BR>と、オデッサは訳のわからないことを言ってきた。
		<BR><BR>何だそれは。
		<BR><BR>「彼女は私の姉みたいなものですし……」
		<BR>「グレミオだって！！」
		<BR>オデッサの言い分は、益々訳のわからないことになる。元々彼女の考えは良くわからなかったが、いったい何が言いたいのだろう。
		<BR>「あれも家族ですから」
		<BR><BR>「じゃあ私がおばさんだって言いたいの！？」
		<BR><BR>「言っていないでしょう？」
		<BR>「どうしてクレオとグレミオは良くって、私は駄目なのよ。ラスって結構意地悪よね。私の事、嫌いなんでしょう？」
		<BR>「どうしてそうなるんです！　フリックさんやハンフリーさんの事だって、オデッサさんと同じように呼んでいるじゃありませんか」
		<BR>「そんな事知らないもの」
		<BR>「……では、私も知りません」
		<BR>「なによ、意地悪」
		<BR>「意地の悪いのはオデッサさんでしょう」
		<BR><BR>平行線だ、こうなるとこっちも意地になって譲りたくなくなってしまう。何を譲るのか……と突っ込まれても困るのだけど。 
		<BR>それに、オデッサは気を使ってくれている様で、良く話し掛けてはくれるが、こんな風に話すことは初めてだった。 
		<BR><BR>会話の内容はともかく。このテンポはなかなか心地よい。 
		<BR><BR>「何よ、……さっきから返事がそっけないじゃない」 
		<BR>「そんな事ありませんよ。私は何時も、こんなしゃべりかたですから。それに……敬称を付けるのもいつもの癖です」 
		<BR>「それじゃあ嫌なの」 
		<BR>「嫌って言われても……困ります」 
		<BR><BR>自然に浮かび上がってくる苦笑い、でも決して嫌なわけではない。 
		<BR>何故か、自分に我儘を言ってくる友人とオデッサが重なった。 
		<BR>オデッサと友人を思う気持ちは違うのだろうけど。ラスは今まで、オデッサに対して抱いてきた敬意の念が、何かに変わりそうなことに戸惑う。 
		<BR><BR>困ると言った時、少しだけ見せた、オデッサの悲しげな表情に胸が詰まった。 
		<BR><BR>「私は困らないもの」 
		<BR>「……オデッサさん」 
		<BR>「……オデッサって呼び捨てにしてくれなきゃ、もう、絶対に、返事なんてしてあげないから」 
		<BR><BR>拗ねたように、オデッサはつんと横を向く。 
		<BR><BR>……どうしてそうなる。 
		<BR><BR>「…………オデッサさん」 
		<BR>「…………」 
		<BR>「…………」 
		<BR>「……………………オデッサ」 
		<BR><BR>彼女はぼそぼそと呟いたラスに背を向けて、わざと大きな声を上げる。 
		<BR><BR>「きこえなーーーい、なーにーかー言ったー？」 
		<BR>「オデッサ！！！」 
		<BR>「なんでしょう？」 
		<BR><BR>満面の笑みを浮かべてこちらを見つめるオデッサを見ると。負けた、何とも言えない敗北感がラスを包んだ。 
		<BR>一体全体、どうしてこんなことになったのか。 
		<BR>でも、最近彼女がこんな風に笑うのは見ていなかったから。たまには、こんな風にからかわれるのも良いかもしれない。 
		<BR><BR>「……何でもない……」 
		<BR><BR><BR>ラスが笑うと、オデッサも嬉しそうに笑った。 
        </p> 
        <p align="right">（本文／よぎ） 
        </p> 
        <p align="center"> 
        <img border="0" src="../ja/shop2/whline1a.gif" width="400" height="15"> 
        </p> 
        <p align="center"> 
        <font color="#6699FF">（登場人物紹介）<br> 
        ラス・マクドール　…　よぎさんちのとってもすてきな坊ちゃんです♪</font> 
        </p> 
        <p align="center"><font color="#6699FF">（題名について）<br> 
        Seu sorriso lindo =      
        直訳すると「あなたの美しい笑顔」になるハズ。<br>     
        よぎさん、やっぱりご自身でタイトルつけなおしてくださ〜い！（滝汗）</font></p>    
        <p align="center"><font color="#6699FF">この掛け合いの絶妙さがたまりません。よぎさん、私のわがままなお<br> 
        願いでラスさまを登場させてくださってありがとう〜〜〜〜！！！(&gt;_&lt;)<br> 
        その後のフリック氏の胸中を想像すると…楽しいです。ふふふふ…。</font></p> 
      </td> 
    </tr> 
  </table> 
</div> 
 
<p align="center">　</p> 
<p align="center"><a href="index2.htm" target="_self"><img border="0" src="../images/webbt/btback.gif" width="91" height="15"></a></p> 
 
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