メモリ増設の巻

メモリを増やすとパソコンの処理速度は向上しますか?

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Celeronコナミ

「ねえねえ、質問、しつも〜ん!」
Pentiumリョウ 「なんだ?」
Celeronコナミ 「メモリ増やしたらパソコンはやくなるってほんとー?」
Pentiumリョウ 「一般的にはそう言われているな。」
Celeronコナミ 「じゃ、ぼくふやそーっと。」
Pentiumリョウ 「ちょっと待て。」
Celeronコナミ 「なーに?」
Pentiumリョウ 「その前に、君が使ってるOS(オペレーティングシステム)は何だ?Windows95か98かということだが。」
Celeronコナミ 「いちおー、98♪」
Pentiumリョウ 「で、メインメモリは今いくつ?」
Celeronコナミ 「?????」
Pentiumリョウ 「………。わからなかったら次のとおりに操作してみろ。デスクトップに“マイコンピュータ”なるアイコンがあるだろ?」
Celeronコナミ 「うん。」
Pentiumリョウ 「そのアイコンをマウス選んで、右クリック。出てきたメニューのなかから“プロパティ”を選択する。」
Celeronコナミ 「“システムのプロパティ”とかでてきたよー?」
Pentiumリョウ 「その右下にある数字が積んでるメインメモリのサイズさ。………どうやら64MB(メガバイト)のようだな。」
Celeronコナミ 「へ〜、ぼくのパソコン64かあ。」
Pentiumリョウ 「残念ながら君の場合、メモリを増やしてもたいしたスピードアップは望めないぞ。」
Celeronコナミ 「えーーーー!!!!!!なんでーーーーーーー!?」
Pentiumリョウ 「Windows98の場合、一般的なソフトならだいたい64〜96MBくらいで処理速度が増加しなくなるんだ。」
Celeronコナミ 「えーーーーーーー!」
Pentiumリョウ 「Windows95なら64MB前後だな。それ以上はメモリを増やしても処理速度はたいして変わらないんだ。」
Celeronコナミ 「じゃあさ、どーしてメモリ増やすとパソコンはやくなるってゆーの?」
Pentiumリョウ 「その前に、メモリが足りなくなったらパソコンの中でどんな現象が起きるのか説明しよう。この間のたとえ話は覚えてるよな、この図だが。」
Celeronコナミ 「おぼえてるー!シュウさんがメインメモリで、リッチモンドさんがハードディスクでもって、一次キャッシュと二次キャッシュがぼくらののーみそなんだよねー?」
Pentiumリョウ 「そうそう。メモリが足りなくなった状態というのは、すなわちシュウ(=メインメモリ)の記憶容量が限界をむかえたということだ。」
Celeronコナミ 「ふ〜ん。」
Pentiumリョウ 「このとき、シュウ(=メインメモリ)リッチモンド(=ハードディスク)に頼んで、自分が持っている情報のうち、使用頻度の少ないものをひきとってもらう。」
Celeronコナミ 「ふ〜ん、シュウさんでもそんなことあるのかあ。」
Pentiumリョウ 「………コナミ、これはたとえ話だぞ、忘れるなよ。」
Celeronコナミ 「うん、わかってるよー。」
Pentiumリョウ 「まあ、そうするとリッチモンドにひきとってもらった分、シュウにはゆとりができてまた新しい情報を記憶できるようになるわけだな。リッチモンドにひきとってもらった情報はスワップ領域と呼ばれる所に格納される。Windows95や98だと、あらかじめハードディスクにスワップファイルというのが\Windows\Systemフォルダの下に作られる。」
Celeronコナミ 「ふーん。」
Pentiumリョウ 「しかし、ここで問題になるのが、リッチモンドの返事の遅さなんだ。上のメモリの階層図を見てもわかるとおり、リッチモンドのハードディスクは最下層に位置している。すなわち、容量は大きいがアクセススピードはたいそう遅い。」
Celeronコナミ 「へ〜。」
Pentiumリョウ 「前にもいったとおり、ぼくらCPUがその能力をフルに活用するためには、シュウやリッチモンドの返事を待ってる時間をより短くしなくちゃならない。しかし、リッチモンドは遅い。驚異的に遅い。リッチモンドが1回返事をよこす間にシュウとの間で100回は会話が成立するくらいだ。」
Celeronコナミ 「ふぇ〜〜〜〜〜!そんなにぃ!?」
Pentiumリョウ 「そうだよ、ハードディスクとメインメモリのアクセススピードはそのくらい違うんだ。」
※メインメモリの応答時間50ns(ナノセコンド)に対し、ハードディスクはなんと5000ns
Celeronコナミ 「へ〜〜〜。」
Pentiumリョウ 「メモリを増設して、シュウの記憶容量を大きくすれば、それだけリッチモンドに肩代わりしてもらう情報が少なくなるだろ?」
Celeronコナミ 「うん。」
Pentiumリョウ 「ぼくらもその分返事の遅いリッチモンドに問い合わせる回数が減る。回数が減れば、リッチモンドの返事を待ってる時間も減る。」
Celeronコナミ 「そだね。」
Pentiumリョウ 「結果的にメモリを増やすと、ぼくらの待ち時間が減って処理速度は増えるわけだ。」
Celeronコナミ 「な〜るほど。」
Pentiumリョウ 「メモリを増やすとパソコンが早くなるっていうのは、つまり、リッチモンドに問い合わせる回数が減る分早くなるっていうことなのさ。だから、シュウだけで間に合っている分には処理速度はさほど変わらないわけだ。」
Celeronコナミ 「じゃさあ、ぼくがメモリ増やしても意味ないわけ〜?」
Pentiumリョウ 「そうでもないさ。何種類ものソフトを同時に使う場合には、十分意味があるよ。たとえば同盟のお姉さまがたのように、お絵かきしながらチャットもやりたい、メールのチェックも…なーんていう贅沢なご要望がある場合には特にね。」
Celeronコナミ 「ぜーたく?」
Pentiumリョウ 「そりゃあね。窓を開けば開くだけ、メモリも消費されるわけだからな。」
Celeronコナミ 「ふーん。じゃ、やっぱぼくメモリふやそーっと♪」
Pentiumリョウ 「ああ、金に余裕があるならそうしたほうがいいな。」
Celeronコナミ 「う………。お金………。」
Pentiumリョウ 「まあ、サイズの割に結構値段ははるからな。64MBもあれば無理に増やさなくても大丈夫だと思うけど。」
Celeronコナミ 「メモリってどーしてこんなに高いのー?」
Pentiumリョウ 「そういうなよ。一頃に比べたらずいぶん安くなってるんだぞ。」
Celeronコナミ 「それはそーかもしれないけどさ。」
Pentiumリョウ 「ま、金がなければ贅沢を慎めばいいだけのことさ。」
Celeronコナミ 「そーいうリョウさんはいくつあるのーメモリ?」
Pentiumリョウ 「ざっと256MB。」
Celeronコナミ 「ず、ずるい〜〜〜〜!ぼくよかいっぱい二次キャッシュもあるくせに〜!」
Pentiumリョウ 「そこがビンボー人と金持ちの違いさ。」

 
でもって…つづく(爆)