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目 | カモ目 |
科 | カモ科 |
体長 | 約84cm |
尾長 | |
体高 | |
体重 | |
分布 | 観賞用として全国に分布。公園の池、城の堀などにもいます。 |
食べ物 | 餌付けされているので、ほとんどがパンや家禽用の餌。 |
主な特徴 |
約5000年前に、エジプトでハイイロガンをもとに作りだされました。またサカツラガンをもとに約4000年前に 中国で作りだされたシナガチョウもあります。警戒心が強く、見知らぬ人間や他の動物を見かけると金管 楽器を鳴らしたような大声で鳴き騒ぎ、対象を追いまわし首を伸ばしてクチバシで攻撃を仕掛けることから、 ヨーロッパの農家などでは番犬代わりにされたこともありました。現在は肉用の他、フランス料理の高級食材 として人気の高いフォアグラ(肝臓)を取るための特別な飼育が行なわれています。 家禽としてはニワトリに並ぶ歴史を有しており、古代エジプトにおいてすでに家禽化されていた記録がありま す。ガンと姿形は似ていますが、体は大きく太っており、飛ぶ力はほとんどありません。 粗食に耐えながらも短期間で成長し、肉質が優れ、良質な羽毛を備えています。肉は食用に、また日本では あまり食用にされることはないですが、世界的には卵も広く食用とされています。 羽毛は羽根布団やダウンジャケット、バドミントンのシャトル、鵞ペンなどに用いられますが、羽毛の利用は どちらかといえば副次的なものです。 鵞鳥(がちょう)の「鵞」(我+鳥)の字にある我は鳴き声(ガーガー)から来ているとする説があります。 現在飼養されているガチョウはハイイロガンを原種とするヨーロッパ系種と、サカツラガンを原種とする中国 系のシナガチョウに大別されます。シナガチョウは上クチバシの付け根に瘤のような隆起が見られ、この 特徴によりヨーロッパ系種と区別することができます。 またヨーロッパ系種はフランスで品種改良が重ねられたツールーズ種と、オランダ、ドイツで品種改良が 重ねられたエムデン種に大別されます。特にツールーズ種は肉用としてよりも、肝臓を肥大化させた フォアグラで有名です。ヨーロッパ系種はヨーロッパとアメリカで、シナガチョウはアジア、アフリカ地域で広く 一般に飼われています。 群れで飼育することができて、寿命が長く(40〜50年)、ヒナから飼育すると、飼い主にもよくなれます。 |
この動物が見られる 主な動物園・水族館 (北海道、関東) | 円山動物園 等 |